酪農事業

蔵王あぐりではスタッフが力を合わせて酪農に従事しております。

搾乳牛(乳が搾れる状態の牛)を約70頭以上保有しており、生乳生産量は年間約710トンにのぼります。

理念

私たちは牛たちを家畜動物としてではなく、仲間だと思って、日々愛情をもって接しています。牛の寿命は約20年とされていますが、家畜として飼われている牛は、乳置が落ちると処分されるため、平均寿命はわずか5〜6年です。その短い一 生を少しでも長く、そしで快適に過ごしてもらうために、私たちは働いています。
「牛たちの一生に寄り添い感謝すること」それが蔵王あぐりのモットーです。

酪農の1日の仕事

私たちの主な仕事は、牛たちの「飼育管理」です。牛たちに元気に乳を出してもらうために「牛舎の見回り・清掃」「給餌(餌やり)」を行います。牛の乳は朝晩2回にわけて搾ります。これを「搾乳」といいます。子牛の健康管理も大切な仕事です。子牛がお母さんになった時に元気に乳を出してもらうために、栄養たっぷりの乳を与えます。これを「哺乳」といいます。


清掃

牛の健康状態をチェックするための見回りを行い、給餌や搾乳ができるように掃除をします。

給餌

粒状の餌と牧草を混ぜたTMRと呼ばれる餌を給餌車に入れて、牛に与えます。

徐糞

牛が汚れないように、糞尿や古い飼料をきれいに落とします。


哺乳

子牛を健康なお母さん牛に育てることも大切な仕事です。健康で立派なお母さん牛に育つように、栄養が豊富なミルクを与えます。

搾乳

乳搾りを行うための搾乳器を牛の乳頭に取り付けて、牛の乳を搾ります。搾乳は朝晩2回行います。