冬とは思えない暖かさの中、
蔵王あぐりで頑張ってくれた牛さん2頭との
お別れがありました。
当たり前のようにいた牛さんもいざ
お別れと思うと毎回込み上げるものがあります。
「乳質が悪かったけどこの子は牛群1番の古参だったなぁ」
「この子は乳房が歪で搾乳が大変だった」
淘汰するのも残すのも経営者の判断で決まる命。
一見冷酷にも思えますが、これも経営のためとはいえ
仕方のないこと。
お乳でもお肉でもお金をちゃんと残していってくれる乳牛たち。
だから尚のこと、彼女たちにはここにいる間は幸せでいてほしい。
…幸せなのかな?
どうなんだろう…。
考えたらキリがありません。
生まれ変わったら、
また蔵王あぐりに戻って来てくれるといいなぁ。
今までありがとうね。
…センチメンタルになってしまいましたが、
嬉しい話題もございます。
和牛の10か月市場も開催され、
我が社から今日1頭出荷致しました!
家畜市場は月に3日間開催され、何百頭もの
和牛が各農家さんから集まってきます。
そこに、従業員の大塚さんが競りに出したのですが、
結果は…
残念ながら数字は公表できませんが、
その日は市場の平均を上回る金額まで競って頂きました!
そしてなんと、売られていった先は地元の肥育家さんでした!
「あぐりさんの牛は高くて買えないくらいに、牛の状態が出来上がっている。
うちに来てもモリモリ餌を食べてくれるから、安心」
と高く評価してくれたそうです。嬉しいですね!
こうやって固定のお客さんがつくと
その後のお声を聞かせて頂けるので、とても励みになります。
本当に牛に感謝ですね♡
担当:場長